保育園から高校生までずっと同じ生活。高校卒業して離れても、就職するまでずっとアルバイトも同じ。2件お隣に住んでいた幼馴染のけんと。
大学を卒業してから、大企業でのディーラー一筋。勤続25年。車の相談ならどんな事も完璧。そんなけんとと昨夜一緒に食事をして思った事。小さい頃から、とにかく遊びを創り上げ笑った思い出ばかり。
実家の裏に大きな穴を掘って、親の目を盗んで色々な物を燃やし、途中からお洒落にしようと、レンガで暖炉を作りあげたり。
それだけは満足出来ず、近所の工場から廃材を貰ってきて、煙たく無い様に煙突を作って基地作り。
携帯電話なんて持てない時代。いつでも連絡が取れる様にと、技術の時間で作った有線電話を延長改造して、お隣さんの屋根を渡りけんとの部屋と繋げては、二人だけの秘密の電話を成功させてみたり。
太い電線には絶対に触れない様に、ドキドキ潜り抜けて配線完了。ひとつだけ、とにかく細い電線がけんとの部屋と繋がった時、僕らの電線だなんて誇らしげに屋根から眺めたり。
部屋の電気がついている事を確認するといつも電話。真夜中に話す電話にわくわくしたり。常に遊び心満載な打ち合わせ。次なるチャレンジはどうしようか。今ならボヤ騒ぎと通報されるレベルかもしれない。
今以上特にお金が無いからこそ、自分達で遊びを創り上げる天才だったなと二人で盛り上がる。今ならあるものに対して、そこにお金を使いその時間を楽しむ。
無いものを創り上げたあの日の時間がとにかく楽しかったのは、新しい楽しみを次から次へ創り上げたから。
あの頃は面白かったな。よく同級生と集まると必ず出る言葉。そう思えた時間は、まさにそんな創り上げた時間ばかり。失敗なんてひとつも懼れずやりたい事夢中に考えて、夢中にわくわくして行動に移していた時。
お金が無くて何も買えないから、どう作ろうか。どう手に入れようか。小さなコミュニティーから可能性を探る楽しさがとにかく面白かった時。
しかし大人になるにつれてそんな気持ちを忘れてしまい、新しい挑戦を懼れてしまう。あの頃夢中でわくわく屋根を渡ったり、火遊びをしたり、そんな人様に迷惑をかけてしまいそうな事は許されないが、自分のやりたいを夢中で走り続けた幼少期。
何をやるにしても、遊び心満載で発想も柔軟。余興をやる時もそうで、自由な発想程やりたいが広がり、大きな笑顔に繋がっていく。そこには前例が無いからと臆病になりやすいが、あの時なんて前例なんて何一つ無かったからこそ、懼れず創り上げて良い悪いを学んでいた時。
経験した事もない、溢れた情報が発想を鈍らせる。やりもせず失敗に視点を置く。まだまだ見ていない景色ばかり。前例がないからこそ初めての自分を創り上げる。そんな経験値こそが、今後の大きな自信や希望。
久々に幼馴染との時間。幼少期の自分達から沢山教えられた時間🥰
一年前半最後の日も心わくわく👌いってらっしゃいませ👋
隠れ笑部12 夢男が信じた事。わくわくする方を選択。人が何言おうが俺は俺。するとこれまで一緒にいた旅行スタッフは退職。そして経営者の集まりからダメ経営者扱い。気持ちも一掃した時。2兎追わず遂に1兎笑部がはじまるのです。続
なぎ