雨の日の日曜日。
あっという間の7月9日。思い出す7と9の数字。
この梅雨が明けたら、暑い夏がやってくる。夏なんてあっという間で、夏が終われば秋が来て、秋が終わればいよいよ一年が終わる。
この歳になり『明けましておめでとう』この言葉に深く意味があるなと感じるのです。
新たな歳を迎える事が出来たなって。
9年前の2014年10月3日、63歳だった父親を病気で亡くした時、父親は2015年を迎える事は出来なかったなって。
よく父も言ってたもの。来年は俺生きているかな?男同士の病室での会話。よく冗談なのかそんな会話もしている。
骨髄移植のドナーとなった息子の私。移植前の男同士の会話には沢山の思い出がある。俺の葬儀は盛り上げろ。この時は生きる可能性を感じた時によく話していた会話。
しかし、いざもうあかんかもなとそんな空気になると、葬儀の話は絶対NG。お互いが意識していたもの。その時から個人ブログをやっていて、死と言う漢字には特に敏感で、必死と言う漢字がとにかく嫌いで、絶対使わなかった二文字。
それ程まで敏感になるくらい、生きるって事がどれだけすごい幸せか。どれだけ当たり前じゃないかって、毎日感じたものです。
父親の為に生活をガラリと変えて、自分の骨髄を移植する。本気な毎日だったなって。生きる為には自分の血が必要で、とにかく毎日父親を想い生きていた時。
自分がここで身体壊したら、親父もダメになる。常に親父を想い、親父の為に本気だったなって。
そんな姿に、親父はもしダメな時に残してくれた言葉が
『せがれの血で死ねたら本望です』
この言葉。この潔さ。ダメならダメで本望だ。この時から、ダメならダメで親父の本望ならと、気持ちが一瞬で楽になったもの。
どんな挑戦にも、うまくいく時もあれば失敗する時もある。でもそんな私レベルの挑戦には、死ぬ事は無くて、そう思ったら怖い事ないなって、始めたのが単独居宅の挑戦。
ずっとやりたかった単独居宅。他のサービスを持たないケアマネだけの会社。しがらみのないケアプランを作りたい。理由はただひとつ。
動き出そうとすると、ケアマネは経営が厳しい、90パーセントは赤字経営と言われ続けた恐怖がのしかかる。ずっと臆病になっていて、それでもやりたい。やって見なければ分からないだろって。
絶対すぐに潰れる。やめておけ。散々言われた時に、待てよって。その言葉を言う方達ってケアマネ経営を知らずに、データだけで言っているなって。でも全国には10パーセント経営成り立っているよなって。
そんな事より、やりたい挑戦ならやれ。周りの言葉にやりもせず振り回されるな。周りにビビるなよ。周りにビビれば後悔する。やりたいんだろ?ガタガタ言い訳ばっかりしとらんと、やりたければやれ。そこまで自分に何度も言い聞かすも、弱い自分はずっと何年もやれなくて、その時に親父のカンファレンスでの言葉。
『せがれの血で死ねたら本望です』
新たな覚悟で株式会社を創る。自分は何年も何を迷っていたんだろうって。死ぬ事の無い選択肢にビビるなよって。そして背中を押されたきっかけとなった、大きな一言があったのです。当時今以上のギラギラのりさんのその一言で決断。
そして2014年9月3日。親父のクサナギの9379に合わせて、9月3日株式会社だいふく誕生。午後7時9分乾杯。
親父はやっと挑戦出来た息子に安心したのか、選んだ日はちょうど1ヶ月後の、10月3日午前8時22分、天国へ出張。
父の姿はもう2度と見る事は出来ませんが、父の言葉はずっと生き続けています。
たった一度きりの人生。歪みあったり人を傷つけたり。悪意ある言葉や文字で人を罵ったり、そんなシーンを時々目にしますが勿体無い。本当に一年は早い。
雨が辞めばまた夏が近付いてきます。夏が来るとお盆を迎えて、心で描く親父と乾杯。そしてだいふく誕生日。そして親父の命日。そんな事思っていると、もう季節は冬へ突入して、振り返れば大晦日全員で大笑い。
そして新年も大笑いで迎えよう。最大のテーマ。そして明けましておめでとう。大きな意味ある言葉。1日1日をイライラ過ごすより、どうわくわくするか。気持ちひとつで大きく変わるからこそ面白いものです。
さあ今日は午後より、逢いたい人に逢いに行くシリーズ。また更に強くなる雨。
何でもそんなもんです。簡単に逢えない方が、逢えた時の喜びも倍増する😄あの指使い楽しませて下さいね🤭
本日も心わくわく🫶いってらっしゃいませ👋
隠れ残念 今日からは夢が叶わなかった最近の事を、こっそりここで失礼します。表で話せない秘密の空間。たまにブログがおかしくなり丸裸の時が困ってしまうのですがね(^.^)いつもこんな所までありがとう(^o^)/
なぎ