日曜日の朝🌄
のんびりと、こんな曲を流しながらのブログはいかがでしょうか🥰
iPhoneは、再生後親指と人差し指で小さくするとあら不思議。
と言うのも、お休みなのにどこにも行けない毎日。だからこそ、夢の世界にご案内したかったのです。
のりさんと、ひでさんの共通点。それはディズニー大好き家族。
昨日テレビで、芸人さんが面白いアプリを紹介していて。ToonMeeと言うアプリを使うと、写真がディズニー風やジブリ風のタッチになると。
これはネタにいいぞと。早速だいふくコンシェルジュ写真にて加工開始してみたのです。
これは面白い。ここで思った事は、それなりにその人によって、しっかり雰囲気が出るって事。折角なら初の長編物語にしてみたくなってしまったのです🤣
前置きが長くなりましたね。それではディズニーではなく、ディナギーの世界へご案内。
と。その前に、この物語は、勝手過ぎる妄想物語🤣
ゴーゴー企画5555文字の長編に挑戦!
作者なぎ🤪
それでは、読んでくださる方も挑戦かもしれません🤣ホントごめんなさいね。フィクションの中にも、ノンフィクション盛り沢山ストーリー。それではディナギー小説の始まりです。
その昔。笑顔が大嫌いな悪魔が街を占領し、外に出ればすぐに悪魔にされる。みんな恐れてしまい、家から一歩も出る事が出来ない毎日。恐れる毎日。
悪魔が休むのは、日が暮れる前のたった1時間。その時間に合わせて、みんな一斉に街に繰り出す時間。
そんな日が繰り返される事で、街の人達は争いが絶えない。自分さえ良ければそれでいい。
生きる為。みんな争いながら、居場所を見つけていく。悪魔に侵されていないはずなのに、心は既に侵されている。
この街のひとりが立ち上がる。
『ここは私に任せなさい』
動き出したのは、だいふく村の王子様
のり王子がそこにいた。私が悪魔をやっつけます。悪魔が一番嫌う事は笑顔。とにかく心から笑う笑顔こそ、悪魔が嫌がり苦しみ消えるのです。
その笑顔はやらされてやる笑顔ではダメ。とにかく笑うのです。とにかく共に笑える仲間を集める事。しかし、この悪魔に恐れて集める事が出来なければ、この挑戦は失敗に終わる。
まず初めに浮かんだ顔は、辛かった時に応援してくれた隣町のかわ王子。あの日の栄養ドリンクが忘れられないと、すぐに白馬に乗り込み会いに行く。しかし悪魔が起きる時間には、ギリギリな時間。
白馬をひたすら走らせ隣町のミエスパランドへ。ひたすら走り続け、ただ向かうはかわ王子。見えたミエスパランド。日が落ちる寸前。大きな門の前で
『かわ王子様!かわ王子様!私です。のり王子です!いらっしゃいますか!!!』
日が落ちた途端、悪魔が再び現れ始めるのです。
『かわ王子様っ!!!』
もう背後には数えきれない程の悪魔達。
『かわ王子!!!』
すると息を切らした男が、大きな門の向こうに立っている
のり王子様!
『かわ王子様。理由は後で話します!』
中へどうぞ。急いでください。
のり王子は、全てを話すと、私も同じ事を考えていたのです。勿論私も手伝います。あと何人必要なのですか?
『あの悪魔達を倒すには、後3人必要です』
そうですか。ひとりとにかく笑顔を売りにしてる笑人がいるんです。笑いを売り生活をしているスペシャルな男です。
とにかく真っ直ぐな男で、決めた事は人が何言おうが貫く力があるのです。笑いの為なら何でも先頭切ってやる男です。
私と共に明日向かいましょう。しかしのり王子様。ここからは早くても1時間半はかかります。
『大丈夫です』
翌日
のり王子は白馬に跨り、かわ王子は黒鹿毛の馬に跨り、向かうは山の麓にあるコメダーランド。
出発前にかわ王子は、大切にしていたハトを逃がして、闘う準備をする。もう帰ってこないとでも思っているのだろうか。のり王子は申し訳なくなった。準備が全て整い
いけーっ!!!その後2人に会話はなく、かわ王子にひたすら着いていく。日が暮れ始めた頃、当然の様に悪魔は現れる。
先頭を走るかわ王子に悪魔は襲いかかる。しかしのり王子は、かわ王子を壁際に寄せて、隣を並走し、大きな身体を使い守りぬく。
『かわ王子様には、一切怪我はさせませぬ』
のり王子は身体中怪我を負いながらも、
『大丈夫ですから』顔色ひとつ変える事なく、『先へ急ぎましょう』
30分近く悪魔と闘った、のり王子の衣装はビリビリに破れ、白い服は赤く染まっている。かわ王子は無傷で無事、コメダーランドへ辿り着く。
山の麓にそびえ立つ大きな屋敷の中は、明るい光に包まれた空間。沢山の笑い声が響き渡っている。まずは住人に入れてもらい、山から夜景が見下ろせる席に、2人崩れ落ちるように座る
笑いを売る笑人という名の商人。どんな人だろうか。身体中傷だらけであったが、新たな期待に心が躍る。
そこには面白そうな人が沢山笑っている。誰がヒデ笑人なんだろうか。
すると一人の男と目が合い、こちらに寄ってくる。かわ王子様ですか?
ヒデ笑人!ご無沙汰しておりますとかわ王子。
のり王子はその言葉を聞いて、机にうつ伏せになっていた顔を見上げてみた。
見上げると、ヒデ笑人が立っていた。
聞いていた印象と違い、そこにはふざける事もなく、とにかく真剣な顔で応対する姿に驚いた。
『ヒデ笑人さんですか。初めまして。夜に申し訳ないです。』のり王子は簡単な挨拶をした。
かわ王子は、ヒデ笑人に理由を全て説明すると、ヒデ笑人はのり王子の手を取り、是非一緒に闘わせて頂きたいと、深く一例をする。
私も同じ気持ちでいたのです。しかしこの恐ろしい悪魔に何もする事が出来ず、不安がるお客様達の為に、笑顔を届ける事しか出来ませんでした。
でも笑っている事で、皆さんの不安な気持ちが元気な笑顔となり、私がやれる事をやり続けていました。
しかしもうこの悪魔を倒すには、この状態では変わらない。誰かが動き出さないと変わらない。そう思っていた時に、のり王子様に出逢えた事感謝申し上げます。
私でよろしければ、お供させて下さい。必ずや力になる事と思います。ひとりでは恐ろしかった事も、この仲間の力で、悪魔が嫌う笑顔でやっつけてみせます。まだ仲間が必要と聞きました。そのラスボスを倒すには後2人居ると聞いております。
ひで笑人の話は続きます。
この建物の一番上に、身体の柔らかさを売りに、身体の動く範囲を広げた武術を教えている女武道家がいます。身体が柔らかくなり、動く制限が広がる事で、悪魔をやっつけるにはもっていこいの力になると思います。
『そうですか。是非お逢いさせて欲しいです』
しかしその女武道家は、猫が大好きで、そこには100匹近い猫と共に暮らしていますが、のり王子様は猫アレルギーは大丈夫ですか?
結構猫アレルギーがある方は、入る事も厳しいと言われています。
のり王子は完璧な猫アレルギーだったのです。しかしそこに迷いなく『大丈夫です。会わせて下さい』
傷だらけな身体に、猫アレルギーな身体。かわ王子はのり王子に近づき、大丈夫ですか。私は全く問題ございませんので、私が変わりに行ってきます。
『かわ王子様。この闘いは私が言い始めたのです。その方に認められてこそ、皆さんの笑顔になるものです。ここは私が行きます』
かわ王子は、のり王子様らしいなと頷いた。
ヒデ笑人の案内で、3人で一番上の部屋に辿り着く。のり王子は身体の傷が痛んだが、笑顔でごまかした。その姿を見て、かわ王子は常に寄り添い励ました。私がいますから、ご安心下さい。
ひで笑人と、女武道家は仲が良く、開けるよ~と、ノックする事無く部屋に入っていく。その部屋は、とにかく夜景の綺麗な部屋で、若い時に、のり王子がかわ王子と夢を語った場所に、大変よく似ている雰囲気そのものだった。
扉を開けた途端、50匹近い猫が、3人に飛び掛かる。
かわ王子はとにかく猫が大好きで、のり王子に寄り添うと決めていたのにも関わらず、猫に夢中になり、猫にとにかく囲まれ人気者。
その時、案の定のり王子は、目を真っ赤にしては、目の痒みくしゃみに苦しめられている。そんな苦しめられている2メートルくらい先では、かわ王子はもう猫に夢中となり、のり王子の事は忘れてしまっている。
のり王子は、そんなかわ王子を横目で見ながら、苦しみに耐え、必死にひで笑人についていく。
夜景をずっと見ているひとりの女性に、ヒデ笑人は片手をあげて、おうっ!紹介したい人がいるんだと声をかける。
女武道家は、何よと苛立ち気味で振り向いた。
あらヒデ笑人。何してるの?振り向いた女武道家が、ヒデ笑人を見た途端大笑いした。
ヒデ笑人は、のり王子以上の猫アレルギーだったのだ。
目を真っ赤にして、鼻水ダラダラな状態で現れた事もあり、女武道家はお腹を抱えて笑った。実は今まで絶対に入れなかった部屋に、勇気を出して入ったヒデ笑人。本当は誰よりも怖かったこの部屋。
ヒデ笑人はそんな事一切言わず、仲間の為に開かずの扉を開けていたのであった。
くしゃみをしながら、目を搔きながら、ヒデ笑人は女武道家に話を続ける
突然ごめんだけど、お願い事があるんだ。するとすぐにいいわよと女武道家。何も言わずしても、きっと私の力が必要なんでしょと。
遅くなったけど紹介するよと、のり王子を隣に呼んだ。
この人が今から共に闘う、だいふく村の、のり王子様だ。
女武道家は、すぐに自己紹介をした。私は
コン武道家です。
よろしくお願い致します
それで一体なんのお願いで、こんなところまでお越し下さったのでしょうか?
コン武道家に全てを話をすると、コン武道家が小さな声で話をする。
実は私もいつかいつかと思っていたのですと。でもなかなか一歩踏み出せなくて、逆に背中を押して頂ける事感謝しますと、大きな怖さの中に、大変楽しむ姿が感じられる。
そんな状況下にも関わらず、その後ろでは、もうデレデレかわ王子の姿があった。勝手にきみちゃ~ん。さとし~。ともく~ん。くりりん~。なおき~。なべちゃ~ん。猫の名前を勝手に決めているありさま。そこには戦闘態勢一切感じる事無かったが、昔共に闘い抜いた自信しか無かった。
『これで4人揃った。後1人揃えて、ラスボスを明日夜更け前の時間に、倒しに行きたい』
でもあと1人をどうやって探すのか。みんなで考えた。すると、仰向けになってデレデレしていたかわ王子が、突然ムクッと起き出す。
1人待っている男がいるんですと、突然話し出す。この挑戦をする時は、時間を伝えて欲しいと約束をしていた男の存在がいたのですと。
実は、のり王子と出発前に逃がしたハトには、手紙を付けておいたのです。私が期待している男がいるのです。その男にはラスボスが住む、近くの洞窟に来て欲しいと頼んであると、かわ王子のナイスな計らい。
みんなで笑った。あの猫とじゃれ合う姿は、余力ある行動そのものだった。
さあ明日の悪魔が休むその時に一気に、ラスボスの住む場所へ行こう。そしてそこで、かわさんの期待する男と合流だ。
みんなで、その日は猫と共に楽しんだが、のり王子とヒデ笑人はもう目の痒みを飛び越えて、全身湿疹状態となり、猫ハウスを後にした。
ヒデ笑人とコン武道家は、馬に乗れない事もあり、馬車を手配した。二頭の馬で引っ張りながら、一気に向かった。目の痒みでのり王子は白馬の操作に苦労した。
悪魔が休んでいる間に、無事洞窟に到着出来た。その洞窟には、沢山のコウモリ達。薄暗い不気味な雰囲気に、恐怖すら覚えた。滴り落ちる水が妙に冷たくて、洞窟の中の温度もかなり冷えていた。
そんな薄気味悪い洞窟には似合わない、優しそうな男が1人、洞窟の壁に寄り添い立っていた。やはり、かわ王子達の男同士の約束は間違いなかった。
かわ王子が、おう
ヤンレーサー!と小さな声を出す。しかしその小さな声でも響き渡る洞窟。
振り向いたその男は
間違いなく、ヤンレーサーだった。
おう!待たせたな。かわ王子が話をすると、いやいや全く待っていないですよと、ヤンレーサー。
紹介するよと、かわ王子はみんなをヤンレーサーに紹介をした。
そしてヤンレーサーの紹介もしてくれた。
とにかく馬の操作が上手くて、みんなからプロのレーサーと呼ばれているんだよと。だからレーサーとあだ名がついたと紹介された。
握手をすると、驚く程冷え切った身体に一同驚いた。ヤンレーサーはいつ日程が変わってもいい様にと、実はハトから届いた手紙を見て、すぐに家を飛び出したと言う。大好きな奥様が、貴方にあった場所だから行ってみたら。その言葉に背中を押されたと言う。
照れるヤンレーサー。にやつくかわ王子。ありがとなって。
さあこれで5人。行こうっ!
行こうとしたその時。のり王子が震っているのです。
かわ王子と走った時、かわ王子を守った事が、大きな傷となり、実はずっと熱を出していたのです。ずっと隠していたが、もうかなりの高熱。
のり王子が小さな声で話すのです。もう二度と逢いたくないと思ったが、頼りたい男がいる。ここに彼がいるから、連れて来て欲しいと。
ただ1人で行くのは、もう悪魔だらけで帰ってこれないかもしれない。しかしのり王子を1人にもしておけない。
そんな考える時間はないと、かわ王子が黒鹿毛の馬に跨り走り出そうとしたところ、ヤンレーサーがかわ王子から、住所の書いてある紙を奪い取り、何も言わすに走り出した。
おまえ何やってんだ!
始めて逆らったヤンレーサーは、驚きの馬の操作を見せた。一瞬で悪魔をすり抜けながら、翌日に戻ってきた。のり王子も、みんなの看病によりだいぶいい表情になっていた。
しかし全ては上手くはいかず、闘う日が一日延びてしまった事もあり、ラスボスに人間の匂いがバレてしまっていたのです。
迫るラスボス。もう目の前にはラスボスの恐怖。
待ち構えるのり王子、かわ王子、ヒデ笑人、コン武道家
ヤンレーサーと共に登場した一人の男が、物凄い気迫で立っていた。
のり王子とその男が久々に再会した。
『やっぱ最後に頼るのはお前だわ』
お互い歪み合った時期から、離れ離れになった男がそこに立っていた。
待たせたな。
久しぶりにあの日に戻った時だった。
そして悪魔は、一気に弱っているのり王子に向かって走り出した!そして目から光を出したその時!!!
まてっっ!
俺は
迷司会者
ナギーだ!!!!!
悪魔の放った光に、
パッと映し出された顔がそこにはあった
大爆笑した。あまりのイメージと違う印象に、みんな衝撃を受けて、お腹を抱え大爆笑した。
全員でお腹を抱えて大爆笑する姿に、悪魔はもがき苦しみ、一気に煙となり消えて行った。
迷司会者ナギーは、肩を落とし言った。
本当は自分を主役にしようと思って、にやついてアプリをダウンロードしたんだ。管理者全員のHP写真をディズニー風にしてみたら、一人だけびっくりするくらい普通だった。驚いた。
完全主役はのりさんだなって、流れが大きく変わってしまったんだよって。こんなどこにも行けない時期だし、ゴーゴーゴー気分になって欲しいなって、5時間の大作にしちゃったよ。ただいま5時13分。これを5時55分にアップするからね。
って、何言ってもみんなは、耳に入る事無く、お腹抱えて大爆笑。
街はおかげで元の生活に戻り、笑顔は笑顔を生み、以前以上の笑顔になったと言う。この苦しい時期があったからこそ、今まで当たり前と思っていた事が、より幸せになったとみんなで大喜び。
しかし、ずっと言い続けられた事は、迷司会ナギーだけは、何一つ色気もなく普通だったねと語り継がれた物語。そんな普通が何よりも一番幸せなんだねっと、何度も何度も喜び合った物語。
こんな寒すぎた長編、本当最後まで、お付き合いありがとうございました。
大変な時期が続いています。どうか皆様も引き続きお身体ご自愛下さいませ。
重ね重ね『ありがとうございました』
ウォルトディナギー(6363文字)