月曜日の夕方は、帰宅ラッシュや、会社に戻る車などで、道路は大渋滞。今日は月曜日なので、交通量も多かった。
17時ぐらいになると、少々薄暗くなるが、3月に入り、随分と、🌞日の入りも、遅くなった。そのおかげで、まだ明るい。
ご利用者様への訪問が終わり、車で🚥信号待ちをしている時に、同じく🚶歩行者信号待ちをしている、若い女性が目に入る。
すると、その若い女性は、急にその場にしゃがみこんでしまった。「どうしたんだろう。気分でも悪いのかな?。大丈夫かな?」一瞬だが、色々な不安が頭をよぎった。
でも、直ぐに立ち上がった。(『㋭、良かった。』私も全身の力が抜ける。)
何か、感じるものがあったためなのか?、その女性から、直ぐに目が離せなかった。そのまま、運転席から、数メートル先の若い女性の行動を、ガラス越しに見守る。
すると、どうだろう。少し、うつむき加減で、両手に何かを持って、じっと見つめている。 「なんだろう?。」 「あ、ハンドタオルだ。」 「そうか、落とし物を拾ったんだ。」
白色の小さいハンドタオル。若い女性は、そのハンドタオルを、丁寧に広げて、何かを確認している様だった。「名前が書いていないか、確認しているんだ。」
車のガラス越しに、何も書かれていないのが、私にも確認できた。 「名前などは、書かれていないんだな。」
若い女性は、あたりを見渡して、丁度すぐ後ろにある、銀行の植木がある、コンクリートの場所に、汚れないように、注意を払いながら、そのハンドタオルを丁寧に広げた。
落とし主が、ハンドタオルを探すために、その場所に戻ってきた時に、気が付きやすい様に、そこに置いたのだろう。
丁度その時に、私が信号待ちしていた🚥赤信号が、青に変わる。 「おっと、運転に集中しないと。」 車の進行方向に視線を移して、ゆっくりと、車をスタートさせる。
渋滞の中、支援センターみずほへと、帰路についた。🚗
新型コロナウイルス感染症の流行が続いており、衛生面にも、気を遣う必要があるこの頃。誰の物なのかも分からない、小さな落し物。
持ち主へのこころ配りのある、若い女性の対応に胸をうたれ、私自身も幸せな気持ちを貰った、短い時間の出来事だった。
心の籠った対応ができる方に、敬意を表して。 ヤンより