再来週勉強会の順番の為、久々に引っ張り出した本。
この本の中には、とにかく父親と重なったことが書いてあるのです。
本は読めばすぐ後輩達に渡してしまうのですが、この本だけは部屋にずっと置いてある。
色々な内容がある中で、特に頷いたところ。
余命3か月と宣告された方の話。
画家のはせくらみゆきさんの友人の女性が、病院で宣告された余命。
その方がそこで決めたことは、
人生楽しもう!
人生を楽しむために、歌を始めたというのです。抗ガン剤治療を受けながら、喜びの歌であるベートーベンの第九を歌い楽しむことで、なんと腫瘍マーカーが下がり始め、ついにはガンが消えてしまったという話。
しかし再発。彼女はもう一度、自分の人生に向き合い出した結論は、やっぱり
楽しいことをしよう!
最初のガンが消えた時は、医師からも奇跡と言われた様なのです。
しかし彼女の考えは全く別。奇跡は人生に数回しか起きないと言われるけど、そんなのはつまらない。奇跡はもっと起こるんだ。嬉しい奇跡が自分には起こるんだと心から感じるのです。
やりたかった事。それは海辺で暮らしたい。近くに安いアパートを借りて、週末は海ライフ。
ここからもとにかく、私には嬉しいことしか起きないと言い聞かせるのです。ついには「私は奇跡のなかに包まれている。あらゆるものが奇跡の表れだ」と心から感じられる様になると、なんとガンがまた消えてしまったのです。
奇跡は何度でも起きると。
ガンと向き合うなかで彼女が気づいたこと。この言葉に父親を思い出すのです。
人生は
遊ぶ為
にある!
「楽しめば楽しむほど、うまくいく」「遊べば遊ぶほど、うまくいく」まさに父親も同じことを繰り返していたのです。
とにかく笑えと。どんな時も笑え。よく繰り返していたものです。
本の中の彼女の言葉。
「これまでいろんなことを努力してきた。でも、いままでの私に決定的に足りてないことがやっとわかった。それが遊ぶことだったんだ」
この本には、まだまだ奥深いことが沢山書いてあるのです。著者の方の素敵な言葉がとにかく沢山並んでいる。
何回呼吸したかではなく、何回腹の底から笑ったか。この腹の底から笑う。これこそ自己免疫力が爆発的に上がる。今も元気一杯なのは、やっぱり腹の底から笑っているから。
父親は余命一年と診断され、同じ様にとことん笑って見事完治。そこから8年後、別の病気の時で今尚大切にしているあの日の経験。
息子である私の骨髄移植でしか生きられない。
あの日、私が腹の底から笑っていたらと思うと。
助けられた父の言葉。せがれの血で死ねたら本望だ。この言葉をカンファレンスで聞いていなかったから、今も後悔しかなかったと思うのです。移植するまでの間、不安で怖くて腹の底から笑って無かったのです。
その日から決めたこと。まずは自分から沢山笑いたい。そして周囲の方に沢山笑顔を届けたい。
今のだいふくが誕生した時でした。出逢う人に大きな福を届けられるのは、やっぱり私達が一番腹の底から笑うこと。
父から教えられた命の教育。笑顔は免疫力を上げる。届けたい笑顔の為にこれからも👊
本日も心わくわく👊いってらっしゃいませ👊
隠れ名言「生き残るのは、最も強い種でも、最も賢い種でもなく、環境の変化に最も敏感に対応できる種なのです」チャールズ・ダーウィン
なぎ