ケアマネジャーの担当するケースは様々。
支援に工夫が必要な場合も増えて、職員同士や、仲間の経験、アイディアが必要になっている。
『経験や、アイディアを用いながら、仕事が進められるようにしたい。』
『自分の経験や、得られた知識、悩んだ事も含めて、より良い仕事のために、仲間に残していきたい。』
そう思いながら、日々励んでいる。
先日、大好きな方の目に留まった、私のネクタイについての話。
ネクタイ話には、色々な思いがある。
私が、ネクタイを締め始めたのは、社会人になってから。(当時は、段ボール屋さんの営業マン)
介護の現場時代、ケアマネジャーの制服着用時代を除いて。ネクタイを締める機会があった。
最近は、益々ネクタイを締める頻度も増えている。
皆様のご存知の通り、ネクタイの締め方もは、フォーマルな感じから、カジュアルな感じの締め方まで様々。
調べてみると・・・・・。
プレーンノット、ウインザーノット、セミウィンザーノット・・・・・等々。数も多い。
色々と、おしゃれな締め方があるが、私ができるのは、この締め方のみ。
締め方は、父親から伝授。
当時の事を振り返ると、父親と一緒に過ごした時間は多い方なのだが。
なにせ、私の父親は、運動があまり得意ではない。お酒も飲まない、趣味も限られているタイプ。
『外国語の勉強が趣味。(英語、スペイン語)』
と自信を持って家族に話す父親。
土日の休みになると、居間でラジオをかけながら、独り外国語の勉強している。
その影響もあるのか、我々兄弟に、遊びの指南をすることがあまり無い。(勉強に取り組む姿勢は、とても尊敬している。)
そんな中で、唯一。
本当に、唯一。
父親に手ほどきを受けて、受け継いだこと。
それが、ネクタイの締め方だった。
父親からの教えが、記憶に留まらない事が寂しくて。
だから・・・・・
『ひとつぐらいは、親から受け継いだことを、日常生活の中で、続けていきたいな。』
そんな思いが、年齢を重ねて強くなった。
『私は、何を息子に残せるのかな?。』そんな事も考えるようになった。
そして今日も、受け継いだ方法で、ネクタイを締めて、仕事に出かけている。
父親の存在を首元に感じながら。
父親も、苦労した。ネクタイの締め方を、自分以外の人に教える事に。
ブログ用の写真のために、いつもの3倍の時間をかけて(苦労して)、ネクタイを締めた・・・・・漢
ヤンより。