ここのところ、部屋の中で過ごしても、寒さが身に染みるようになってきた。
普段から、夜型タイプの私も、夜更かしを諦めて、早々に布団の中に。
寝る前の、末娘のポテトと遊ぶひと時も、冬バージョンを採用。
末娘の大敵である、寒さ対策をしながら、大切な末娘とのコミュニケーションの時間を過ごしている。
ところで・・・・・。
早めに布団に入り、身体を温めるので、深い眠りにつくのも、早くなった。
今日も、一家は早々に夢の中。
しばらくして・・・・・。
『きゅ~きゅ~』という声がする。
『がばっ』
と目が覚める。
カミさんからは、『あなたは、色々鈍感だ』と言われるが、職業上、音には敏感な方だと自負。
(特に、夜勤従事時代は。)
じっと、耳を澄まして、辺りを伺った。
『ポテトのSOSかしら?』と思い、ポテトハウスをのぞき込む。
末娘は無事だった。
それならば、誰なんだ~。
以前として、背中側から『きゅ~ きゅ~ ずび~』と声がする。
いつも聞かない音だったから、今日は特に気になる。
5分ほど、気持ちを集中させて、辺りを伺った。そして、結論にたどり着いた。
音の正体。それは・・・・・。
カ ミ さ ん だった。
いつもは、心配だから、身体をゆすって、悪夢から呼び戻してあげるのだが・・。
今日は白い歯を見せて、満面の笑みを浮かべて寝ている。
色々と、状況を確認した。そして、家族の立場と、ケアマネ目線で判断する。
健康上の問題はなさそうだ。(カミさんは、無呼吸を気にしているが。)
『なんだか、良い夢を見ているようだ。今日は、そっとしておこう。』
睡眠時の自己主張。
それは、その人の素直な気持ちや、その人らしさが現れていると思う。
今日もきっと、我が家の寝室は、皆が自己主張する場所となる。
『おまわ(訳:お巡りさん)』『タッパ―(訳:バッタ)』『きゅ~』
『いつも、すみません』『ひょえ~』『※×△〇□~』『ガリガリガリ~』 などなど。
こうして、我が家の夜は更けていく。
今夜は、カミさんと2人。介護について、二人の思いを語り合っていた。
『いまも、むかしも。介護する上で、我々が心がけている物は、変わらないよね。』
2人の上司の教えを、忠実に守っている。・・・・・そんな漢と、カミさん。
ヤン7.13 22:22V より